2011年2月22日火曜日

東京工芸大学卒展

2月20日に東京工芸大学の卒展に行ってきました。デザイン関係の展示会は「金のタマゴ展」につづいて2度目。最初に見たのはメディアアート学科の展示コーナーでiPhonとかスマートフォンに対応してるアプリ的なものを作って作ってる人が多かった。
デザイン科のコーナーに行ったらなんかアート性が高いとこでビビった(-_-;)


 これはコンセントとコードでできた造形。コンセントが床と壁にびっしり敷き詰められててコードを集めて球みたいにしてある。なんか迫力あった。


 これ傘ですよ。捨てられてる傘を集めて、それにウエディングドレスを着せてあげてた。粗末に扱われてるビニ傘をきれいにってコンセプトなんだろね。


この辺からプロダクトの分野。上の写真はポートフォリオとかパネルの参考になるとおもう。遠くから見た使用シーン、近くの使用シーンを大きめに出して、説明は四分一くらい。なんてったって全体がきれい!!こんなかっこいいの作りたいなー。


これはロウでできた花瓶。自分で花を生けるところに穴をあけるキットのデザイン。自体もきれいで良いと思ったけど、ユーザーが一手間加えることで完成するっていうところにすごい惹かれた。ユーザーに使い方を提供するようなデザインもちょっと面白いと思った。


この展示会の一番のお気に入りです。椅子にもなるし、雑誌とかを置くスペースにもなるし、ジャケットとか帽子とかも掛けられる家具。これを製作した人に話を聞いてちょっと勉強になった。
まずモノづくりの工程。基本的にラフスケッチを描いたら次に図面に落として、寸法を決めてから製作に入るのが普通だと思ってた。けど、この人曰くスケッチの次は段ボールとか簡単に加工できる素材を使って作りだしちゃうのがベスト。もし先に図面を先に作っちゃうとほとんどが5ミリ単位でしか寸法はきめられない。でも本当にきれいな造形っていうのは0.01ミリ単位のものかもしれない。これ以上の長さがないと機能しないっていうある程度の長さを取り入れてから0.01ミリ単位で作品を作り上げていく。図面でも五分の一スケールのミニチュアを作ってもイメージは違ってくるから、実際の大きさで作るのがやっぱりベストなんだって。
あとは継ぎ目が見えないようにそれぞれのパーツを斜めに組み合わせたり、壁にぴったりくっ付けられるように足がちょっと内側にきてたりして、使っててたまたまこうなったって思うかもしれないけどそういうところにもちゃんと配慮してるって聞いて思わずニヤニヤしながら聞き入ってた。

この展示会で思ったこと。やっぱモックがキレイだとかっこいい!!全部そのまま店に陳列されても他の商品と比べても遜色ないんじゃないかってくらいモックがきれいだった。モックとかパネルとかがキレイに作ってあるとやっぱ迫力でるしね。目を惹かれます。今後展示会やるときにはモックをめっちゃキレイに作りたい!!
あともう一つ。
写真もっときれいに撮りたいな(´・ω・`)

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